山形への旅 前編

自家用車野宿旅

2006.10.25〜29

 

10月の下旬、思い立って、山形へと旅に出ました

ここは鼠ヶ関の漁港です。
1993年の冷夏、列車旅でここに泊まったことがあります。あれから幾年月。
その時に泊まった宿がどうしても判りませんでした。
残念

昼近く、あつみ温泉にやってきました。
橋の上に飲泉所。
匂い立つ湯の香とまろやかな塩味
定番の風景とともに、ここあつみ温泉が好きだと思いました。

ちなみにこの橋の下ではサケの遡上が見られました。
初めて見たな〜

 

続いてやってきた由良海岸
よく判りませんが何かのモニュメント

由良浜という名は各地にありますが、例外なくどこも美しい海岸線です

ここもかつてはこの5層倍は美しかったに違い有りません

狭い路地の向こうに蒼い海。
吹き付ける潮風に旅情を感じない人がいるでしょうか

由良漁港ちかくで食べたラーメン定食
750円

海岸線を北上して湯野浜温泉にやってきました。

遠くからでも高層ホテルが林立するのが見えます。
マンハッタンのようです

湯野浜上区共同浴場の前。

「温泉地にはネコがよく似合う」

羽前水沢駅

郷愁

こちらは湯田川温泉です

昨今、藤沢周平先生の作品が再び脚光を浴びているようで。この湯田川もそれを慕って訪ねてくる観光客も増えたのだとか。

しかし、この浴場をスルーしてしまったことが今でも惜しまれます

この日の〆湯。長沼温泉ぽっぽの湯。
ぬるぬるする濃厚なアブラ臭に大満足

露天風呂からは鳥海山と月山が見えるそうです
この日は薄暮で見えませんでした

この日の宿、道の駅とざわ。
国道47号線沿いの高台にあります。
最上川の流れが悠揚迫らざるごとし

翌朝
心軽やかな羽根沢温泉への道

やってきました羽根沢温泉
寒くて寂しくてわくわくします

駐車場に車を置いて目当ての浴場に行くと…

人生、苦悩があるから楽しいのです
回り道があるから心豊かになれるのです

静かな静かな羽根沢の駐車場で2時間も昼寝して、旅館のお風呂に入浴。
でもこの風呂もかなりの衝撃でした
ぬるぬる硫黄臭アブラ臭アンモニア臭
あふれる湯量も相当なものでした
充分極上おすすめといえます

そうして待った甲斐あってお目当ての浴場にも入れました
さようなら羽根沢温泉
無人の温泉街にひとり、そうつぶやいてこの地をさりました。
生きているうちにもう一度来たいな

肘折温泉に向かうと空がみるみる晴れてきました

肘折り温泉の展望です
きれいです

肘折り温泉某共同浴場の裏手です

肘折り温泉の別の某共同浴場です

肘折郵便局
レトロでステキだけど、多分使われてないのでは…

お地蔵様のいる共同浴場
ひとりで浴場ではしゃいで写真を撮っている私をお地蔵様は優しく見ていて下さった

肘折りの温泉街は情緒があります

そこかしこから源泉が流れています
これは鉄泉系統の冷たいものでした

ダート道を紅葉眺めながら数キロ

石抱温泉にやってきました

ぬる〜い石抱温泉に浸かりながら見上げた青い空。
あと少ししたらここも雪に覆われるんだろうな

 

後編につづく

 

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