上越と北信濃の温泉めぐり

2006.6.14〜16

自家用車で温泉旅

 

梅雨空の中、課題だった旧新井市の鉱泉と北信濃のいくつかの温泉を目指して旅に出ました
上の写真は姨捨SAからの善光寺平です
国鉄の3大車窓と呼ばれ、わたしも、車窓からの夜景に感動したことがあります

先ずは飯山の山中の滝野脇温泉にきました。昨年GWにきたのですが、冬季休業が明けていなくて玉砕したところです
高台にぽつんとたつ孤高の姿は感動的です

つづいて向かったのが寸分道温泉です
旧新井市の山中にあります
まさに正しい秘湯とはこういうのをいうのでしょう

山の中の一軒家。でも鉱泉はなかなか良かったです

寸分道温泉のおばさんに教えられて次の温泉への「近道」を通りました
かなりスリリングです
写真では怖さが表現できていません

寄り道を繰り返しながら濃霧の樽本温泉にきました
ここはいいです
魂が疲れた時にここに来るときっと安らぐことが出来ると思います

1993年の冷夏に、東北を周遊してのちここ妙高高原駅に降り立ったことがあります。
今回は車ですが懐かしくて一枚パチリ。

長野県側に戻ってきて、上の長嶺温泉によりました。前々から寄ってみたかったところです。庶民的で好感がもてます。
その後、野沢温泉に移動。
薄暮の野沢温泉は行き交う人も居ません

梅雨時、平日の野沢温泉は閑散としていて旅情が倍増されます
写真は大湯です

野沢名所の麻釜にも観光客が独りも居ません
地元のおばちゃんたちが野菜を茹でたり世間話にうち興じていました。

右は滝の湯共同浴場です
私はここに入って野沢の外湯13湯をようやくひととおり入ることができました
結願の湯は、熱くて爽やかで寂しくて、こころがわくわくしました

こちらは翌朝の野沢、中尾の湯です
野沢の朝風呂は何度入っても最高です
この日の中尾の湯は42℃
独占してのんびりして、満足しきってます
下は中尾の湯の外観。豪壮だけど素朴で好きです

上 野沢温泉からR117に戻る道すがらです。曇っていて霞んでますが綺麗です
スイスみたいです。この辺の谷間はいつみても綺麗です

その後、左の新湯田中温泉にきました。
写真は亀の湯共同浴場です

地元の人か宿泊客か、湯めぐり手形を買った人でないと入れません
しかし、素晴らしい浴場です
熱めのきりっとした湯が、無人の浴舎に流れ続けています
何というぜいたくでしょうか

満足しきった私は中野で100円のサクランボを大量に仕入れて南下しました
長野市郊外の若槻温泉は高台にあって、駐車場からの景色はごらんの感じ

下 若槻温泉のオーバーフローです
美しいです
良質で力強い塩化物泉は一度はいる価値があります

そうして塩生乙温泉訪問

道路端に沸きいずる湯は…

真っ黒な硫黄泉。
かなり強い硫化水素臭
聞くところに依ると夏場はここに蛆虫がわくのだとか…

しかし、ここまで来てこんな良質な湯に入らない人は居ません
つつしんで入浴&記念写真
満足です

旅は終わりです
長野県の最南部、阿南町の和知野まで戻ってきました
写真右側の建物が和知野温泉です

素晴らしい風情です。集落の14件で管理していて一般にも開放してくれてます

なんとも言えず郷愁を誘われます
浴後は、穏やかで懐かしい南信州の言葉を聞きながら、おばちゃん手作りの漬け物とお茶を頂きました
ああ、このもてなしが伊那谷の習俗だな〜
この近くの新野でひと夏を過ごした青春時代が思い出されました

あたりはすっかり暮れて雨が強く降っています
自宅まで後3時間
満ち足りた思いで運転を続けたのでした

下 は信州某所のおまけ写真です

 

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