折々の歌

 

 

百湯一首  柿蔭集


信濃路は いつ春にならん 夕づく日
入りてしまらく 黄なる空の色

         島木赤彦






























2012年10月津軽路を旅しました。佳い旅でした。
母なる岩木山は放蕩息子たちをやさしく迎えてくださった。
ああ、命短し、次の訪問はいったいいつになるだろう
旅の思い出は珠玉なれど、せつなくも哀しい。

 

 

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