増冨ラジウム温泉


増冨ラジウム温泉  津金楼

■施設名   津金楼  
■値段    
■住所    山梨県
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2016/9/11 

泉質等失念

増冨の地を訪ねるのは10数年ぶりです。
「ヨシャーの湯というのはこの辺なんですか」
「うむ、こっちです」
途中同行者に請われてかつて訪ねたダム湖畔のヨシャーの湯という冷たい垂れ流しの温泉を案内しようとしたのですが無残にも記憶は遠い彼方。少しく迷走して勝手がわからずあえなくあきらめるという失態。
こんなことも温泉巡りの一つのエッセンス。
そうして訪ねた久方ぶりの増冨の地は静かで寂しくて緑の木々が美しい、どこか心引き寄せられる仙境という言い方がぴったりの土地なのでした。
この日の宿は津金楼。
温泉街最奥の宿です。

 

増冨ラジュウム温泉というとガンに著効あるという冷泉が有名で、その薬効を頼って全国から湯治に人々は訪ねてくるのだとか。とくに有名なのが洞窟の岩間に湧く冷泉を持つ不老閣という宿ですが、津金楼も自家源泉を持ちその温泉の効能は折り紙付き。

※温泉の効能、薬効という書き方をすると薬事法に抵触すると思われますがこの文はあくまで個人の感想と聞き及んだことのメモ故、ご海容のほどをお願いします。

さっそく浴場に行くとそっこには黄土色した源泉の湯と深緑色の過熱された湯の2浴槽があります。
黄土色の源泉の湯は体感で32℃ほど。
浴槽周りは積年の温泉成分の堆積沈殿でなかなか見事な、さながら情念の浴場光景を現出しています。千枚田月面文様、ゴジラの背、過去多くの温泉ファンが形容してきた情念の浴場風景がここにあります。
浴感は比較的ライトな感覚です。
透明度20センチ。
湯面から臭気は特段感じられませんが、口に含めば塩味と土類と、甘いようなさびたような味がします。
大相撲鑑賞前のひと時、じっと冷泉につかって身じろぎせずに小一時間。
私の心身が増冨の地に溶融し昇華し、解放せられていくような気がします。

 

さすがに標高1000米の地での冷泉浴は冷えるゆえをもって過熱湯との交互浴がまた得も言われぬ気持ちよさ。
余談ですが普通、源泉湯が濁りの少ない方で過熱湯が黄濁色顕著のほうだと思われますがここの浴場はその逆。
どういった科学によるものなのか私には分かりませんがこれも一つ興味深い現象だと思いました。
旧館には貸し切り浴場などもあり(こちらは源泉のみ)、ハンディキャップを抱えた人も介助の方と入浴が楽しめます。

仙境の地での安息は十分に私に英気と安らぎを与えてくれました。夕食も仙境メニュウでそれはそれで俗世の汚れを洗うのに良いところかと。朝の増冨散歩も楽しかったし良い休息ができました。

 

 

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