川浦温泉


川浦温泉 山県館  

■施設名   山県館  
■値段    1500円 (雑誌の無料特典で入りました)
■住所    山梨県山梨市三富川浦1140
■電話    0553-39-2111
■時間    1100-1500
■定休    
■その他
■訪問日   2012/7/6 

アルカリ性単純温泉
低張性アルカリ性高温泉
42℃ 43.2℃
1300リットル毎分
PH9.2

雁坂峠へと続く秩父往還道。
遠い遠い昔、この道を走りぬけながら、川浦温泉山県館の威容に目を奪われ、いつの日か、この宿の湯にも入ってみたいなあ、そんなふうに思ったものでした。
そうして今回、ようやく入湯がかなったのですが、なかなかどうして山県館はグレード高めの宿です。
エントランスから高級感が漂うております。
でもフロントで入浴を受け付けてくれたお母さんはとても気さくで好感。

 

ここは12時に男女浴槽が入れ替わるので、この日の訪問は11時半過ぎでしたから、ある意味、丁度よい時間帯での訪問でした。
そりゃそうです、一度の訪問で2か所のお風呂に入れるのですからねえ。
なにはともあれ浴場に駆け込むと、ホンワカした控え目ながらもはっきりとした硫黄臭が浴場全体を漂うています。
そうしてとよとみの湯量を謳うだけあって、浴槽からはかなり大量に湯がオーバーフローしています。
なるほど、これは素晴らしいです。温泉ファンの特質でしょうか、思わず自然に顔がほころびました。
狂喜してあちこちの湯船につかり、大量の湯に身体を浮遊させます。
湯の鮮度、湯量、湯の質、いずれも一級品。
満足です。

 

続いて12時を待って、男女入れ替わったもうひとつの浴場にも入ります。
こちらはやや小さめながらも、これで何の不足がありましょう。
浴そう中央に立つ我が塔からは、どぼどぼと惜しげもなく湯が流れます。
こちらの浴場は小さめで虚飾がないだけに、正統派の湯の良さがさらに良く判ります。
そうして最後に入った河原に近い露天風呂。
ここは一種名物のようになっていて、男女同浴らしいのですが、エレベーターと階段を下り、谷底にある岩組の露天風呂です。

 

湯が上品だけに露天風呂においては湯の香が自然の香りに負けてしまい、あまり感ぜられないのが少し残念ですが、その立地においてはまさにお勧め浴場と言えると思います。
よい温泉体験をさせていただきました。
いつの日にかここにも泊まってみたいです。
次回dazairou公式オフ会の有力候補宿としてリストアップさせていただきました。

 

 

 

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