熊野古道温泉 わくわくの湯 一の湯
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■施設名 一の湯
■値段 0円
■住所 和歌山県那智勝浦町
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2009/3/12
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ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
中性低張性高温泉
45℃
PH7.1
210リットル/分
成分総計2451r/s
微黄色を呈し微塩味、鉄味を有す
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春の佳き日、特段の期待もせずに雑誌無料特典に惹かれて熊野古道温泉を訪ねました。
うららかな陽の光、長閑な川沿いの集落。
気持ちまでウキウキしてきます。
訪ねた施設では快活のお姉さんに案内を請うと、寒冷期ゆえキャンプ場の露天風呂は休止中なるも源泉至近の内風呂に案内せられたのであります。
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高台にある一の湯という施設の浴場に入っていきなりガツンとやられました。
香しい湯の香、甘いナトリウム系の匂いが浴室にほんのり漂うています。
床の析出堆積、サラサラザーザー流れる放流式浴槽。
湯はうっすらと濁って、これは良泉だと判ります
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美しい放流を見ながら湯にどっぷりと浸かるとえもいわれぬ浴感が僕の五体を包みます
これは佳いです。
ある意味、穴場の温泉浴場といえるのではないでしょうか。
素晴らしいです。
手放しで賞賛したいと思います
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露天風呂で同浴した河内のおじさんも、やはり温泉雑誌の無料特典であちこち回っているのだとか。
おじさんは、ことさらに湯質とか放流だとか湯の香だとか、科学は好まぬ様子でしたが、それでも
「うむ、ここはいいよ。お湯が佳い。何より静かだ」
それで佳いのです。
それぞれの感性で湯を愉しみ、旅を愉しむ。
ああ、幸せだな〜
憂き世の煩いを忘れて湯浴みのいとま、しばし愉しむ
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