神津島温泉センター
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■施設名
神津島温泉センター
■値段 800円
■住所 東京都神津島
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2011/7/29
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泉質等不明
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そうして神津島にやってきました。
今宵の宿山下旅館にも温泉は有るのですが、おのぼりさんの私たちは一服する間もなく島の「温泉センター」に繰り出しました。
式根島の温泉施設「憩いの家」と違ってここは全的に観光的色合いが強い大スペクタクル温泉センターでした。
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ここもまた自然の岩肌を活かして、海岸沿いの露天風呂に定番の強食塩泉がこれでもかとばかりに注がれています。
800円という料金は私の懐中に著しい打撃ですが、それでもここの湯とロケーションは正当に評価せなければいけません。
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浴客たちはみなてんでに夕闇迫る太平洋の潮風に吹かれながら、のんびりと湯浴みを愉しんでいます。
ダイビング帰りの若者、愛を語るカップル、孫を連れた老夫婦。
こんな美しい島の、こんな素敵な露天風呂に遊んだなら、きっとみんな強く記憶に残るのではないでしょうか
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いや〜、しかし、いい気持ちです。
のんびりと湯に浸かって遙か太平洋の旅情に浸っていると、
「太宰さん、もう出て下さい、帰りのバスの時間が迫っている」
「えっ、もう出るんですか」
「宿までバスなら5分、歩くと30分ですよ」
「はあ…」
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とかく夕刻の入浴は気ぜわしいものです。
乗り遅れるとバスは1時間後、夕食の刺身も1時間順延。
これは風呂から上がらないわけには行きません。
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温泉センターから港へ向かうバスに滑り込みで飛び乗り、港からは酒屋を捜して坂道を彷徨。
我が青春彷徨はまだまだ健在です。
汗をかきかき探し当てた酒屋の店先で独り缶ビールを開栓して暮れゆく神津島に乾杯。
楽しくてたまりません
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