与一温泉 与一温泉ホテル
|
|
|
■施設名
与一温泉ホテル
■値段 700円 16時以降は500円
■住所 栃木県大田原市佐久山3123-1
■電話 0287-28-2621
■時間 1000-2100
■定休
■その他
■訪問日 2010/11/12
|
源 与一温泉
アルカリ性単純温泉
アルカリ性低張性高温泉
45.6℃
PH9.1
溶存物質計498r/s
「無色澄明および無味無臭である」
|
|
関東平野の北端近く、小山の上に周囲を睥睨するようにすくっと建つ温泉旅館がひとつ。
「与一」という土俗的名前を冠するそのホテルには良質の湯が大量に放流せられていました。
この日、私たちは事前予約が大儀な故を以ていきなり宿を訪問し素泊まりを所望しました。
「部屋は別々にしてつかあさい」
「はあ…」
「同じ部屋だと互いのいびきが苦痛なのです」
「はあ…」
飛び込みにも関わらず注文の多い私たちにそれでも宿の方たちは気持ちよく部屋を提供して下さった。
|
投宿後、別個の部屋でしばし相撲を見ながら休息し、頃合いを見計らって食堂にて生ビールとドテ煮と焼き鳥とポテトフライなど居酒屋メニュウで晩餐を楽しみました。
なかなかどうして安価でよい食材を提供してくれる施設です。
時刻は夕刻とあって近在の人達が入浴に次々に訪問してきます。
こんな施設で温泉を楽しみ食堂広間で安価な食材で晩酌を楽しむ、なんと贅沢な時間なのでしょう。
北関東の荒くれ男たちもなかなかどうして雅な施設を愉しむ術を知っているようです。
|
|
|
閑話休題
ここ与一温泉は佳かった。
湧出が平成2年なのだとか。
しかしその湯は大量で柔らかく、肌がつるつるすべすべします。
単純泉の無色透明無味無臭とのことですが湯口では明らかに玉子様臭気が感知せられます。
とよとみの湯は豪快に檜の縁を乗り越えてダバダバと洗い場に流れて逝きます。
ほんの少し黄色みがかったようにみえる湯は宿も豪語するようにまさに五つ星。
|
有名どころが目白押しの北関東ですからこの湯もあまり有名ではありませんが、自信を持っておすすめすることができる1湯だと思います。
|
|