我が畏友谷山兄のお導きにより千葉県に遊びました。
千葉といって馬鹿にしてはいけません。恐るべき無名の鉱泉群が今回の旅で私たちをこれでもかとばかり責め立ててきました。
さあ、いよいよ房総アビロードは佳境に入ってきたようです。
そうして訪れた某ラーメン鉱泉
ここはすごいです
凄まじくあふれいずる褐色の鉱泉
泡立ち、逆巻き、ただいっさいは道路脇に流れさって逝きます。
その時の私には幸も不幸もありません
このスペクタクルの鉱泉に早く遊んでみたくて仕方ありません。

しかし場所柄、あまり勝手な振る舞いは少々無理があります。
至近のラーメン店で食事をしながら情報収集、かつ沐浴許可の言質取りに励みました。
「あ、あの褐色のたれ流しは何ですか?」
「しらないわ」
「あれはかなりの値打ちのある湧き出しなのでしょうか?」
「はんかくさい」
店のお姉さんはみじんもそんなものに興味がありません
「あそこの水でちょいと行水なんていいんでしょうかね」
「あなた達の行動を止める権利は誰にもないわ」
いざ決行。
七月の房総の陽射しに黒湯鉱泉はまさに極楽沐浴
遠く半島にまで遠征してきた甲斐がありました
私にはこの沐浴がガンジスの沐浴にも匹敵する黄金の沐浴に感じられて仕方ありませんでした