決行のこの日、5月の山中には我が畏友を招待し慎んで3名でアビルマン祭りを開催したのです。実測14℃。
硫黄臭つるつる
白い溶き玉子状の極上湯ノ花の舞う硫黄泉をアビルと
最初は「寒い冷たい」と思っていたのですが
いつしか我が心は昇華し恍惚の境地に逝くのでした
「おお、こりゃええわ、たまらんです」
思わず特異のポーズを忘れて畏友の舞いを真似てしまいました
「太宰さん、まだ照れがありますね」
「えっ!?」
やはり慣れないポーズはダメですね。
まあ、被写体としては失格ですが、それでも佳いのです
こんな良い鉱泉に、友と遊べたのだから