新大阪駅から歩くこと10分ほど。
私は方角を失って若干のダッチロールのために20分ほど、さまよい歩きましたが、いずれにせよ街中の大ターミナルからほど近いところに、この温泉施設はあります。
探し当てたビルに入り、エレベータにて最上階のフロアでおりるとそこがひなたの湯の受付です。券売機で800円を支払い、フロント氏に券を渡して飲食フロアの横を奥へと向かうと温泉浴室があります。
屋上階を使っての営業ゆえ脱衣場からは屋上露天風呂が明るく広がっているさまが見えます。
平日昼間、そして比較的高額料金にもかかわらずそれなりの人たちがてんでに入浴を楽しんでいます。
内湯浴場は虚飾の無い一般的浴場のつくり。
透明無臭の湯が浴槽に張られています。
大阪のビルの高層階で湯に浸かるのもなかなか良い気分です。
続けて露天エリアに移動すると、温泉使用の写真の湯船と、壺の湯船と、人口の炭酸泉の湯船がありました。
炭酸泉んが人気のようでみんなはそちらに入り浸って、昨今の政治情勢について語っています。
私は壺湯から立ち上がって大阪の街並みを見渡したり、間近を走る新幹線の高架を眺めたりしてしばし遊びました。
この日の大阪は冷たい曇り空。
もっとゆっくりと湯に浸かって温まっていきたい気分ですが、夕刻からの忘年会前に少し宿で勉強もしたいし早めにここは辞することにしました。
とまれ、大阪市街の一等地のちょっぴり変わった温泉施設を歴訪できたことに先ずはまあ良し。