別府温泉


 別府温泉 不老泉  

■施設名   不老泉
■値段    100円
■住所    
■電話    0977-21-0253
■時間    0630-2230
■定休    
■その他
■訪問日   2013/5/17 

泉質等失念 

別府の駅駐車場に車をおいて、徒歩散策にて鳥天定食を食い、竹瓦温泉を再訪し、梅園温泉に感涙、そうして不老泉にやってきました。
楽しくてたまりません。

ここ不老泉は昭和天皇も入浴した伝統ある浴場です。
やや疲弊気味に見える外観も、幾星霜の重みと思えば、却って重鎮としての風格さえ感じられます。
訪ねたこの日は平日昼近くながら、大きな浴槽周りには地元別府のご老体方がずらりと胡坐をかいて陣取って、てんでに昨今の政情や経済情勢やらを論じているのでした。
私はその間隙をぬって、そおっと湯船に身を沈めます。
ああ、湯がしみる。
ほおっと、思わず声が出ます。
まさしく名湯の系譜です。
この湯に遊んでは、泉質がどうの、成分総計がどうの、浴感がどうのと論じるのは却って下卑たことのように感じます。
ただ、そうあるように不老泉を感じればよいのではないかと思います。

不老泉浴場は豪壮で天井高く、開放感抜群で、湯量とよとみ、あふれる湯は折り紙つきの名湯、まさにいうことなしの魂の五つ星。
「なんだ、兄さん、もう出るのか?」
「うん」
私はすっかり満足しきって湯から出でました。
浴場を見下ろす一段高い脱衣場の縁台に腰かけて美しい浴場を眺めます。
開け放った窓から爽やかな五月の風が吹き抜けてゆきます。

やっぱりいいですねえ、温泉めぐりの旅は。

 

 

 

 

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