国見温泉(赤根温泉)


 国見温泉(赤根温泉)  湯の里 渓泉  

■施設名   湯の里 渓泉
■値段    9180円  立寄りは400円
■住所    国東市国見町赤根180
■電話    0978-82-1300
■時間    1100-2200
■定休    
■その他   
■訪問日   2019/01/09 

    泉質等メモ失念        

大分県国東半島での宿は湯の里渓泉です。
ここは国東半島中央部の山間にあってとても静かなところ。
季節柄雪の心配もしたのですが標高のあまり高くない地域ですから幸い問題なくいったりきたりできました。ただ至近にある姉妹施設のあかねの郷というところは冬季休業とのことで、こちらの宿泊者はサービスで入浴ができると期待していたので残念でした。
閑話休題
ここは建物施設全般に人口密度著しく低く、とても静かでとても快適に、ほとんど貸し切りに近い状態で過ごすことができました。
まあ、正月明け早々の平日とあってはそれも無理からぬところか

温泉は一か所。
大分県らしく浴槽にカボスが浮いているのが目に優しい。
こちらの源泉ははっきりとした硫黄臭、卵味。
なかなか素性の良い湯のようですが、源泉温度が32℃のため加熱での供用。
それでもお湯の感触はしっとりとして柔らか、若干のとろみも感じて浸かりごこちの良い湯でした。
夜は露天風呂にも湯がはられていて、壺湯には32℃の源泉が放流式で流されていたのですが朝は露天風呂は空っぽでした。

こんな山の中でもけっこう地元の人が入浴や食事に訪れたりもするようで、私が夕飯と晩酌をしている隣で近郊の荒くれたちが中華飯や刺身をつまみながら麦焼酎を飲んでいました。
「姉ちゃん、二階堂が薄いやろが」
「おあいにくさま、ちゃーんと五分五分で作ってますよーだ」
厨房とホールを仕切るお姉さんの気風もなかなかよろし。
けして高尚な宿ではないけれど、しんとして静かで普通に良い湯があって、広大な部屋で独りきりで寝た。
大分の旅情は早くも佳境の気分なのでした

 

 

 

大分県の温泉に戻る   太宰楼トップ

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system