長岡温泉 湯元館
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■施設名 湯元館
■値段 400円
■住所 長岡市高畑町42
■電話 0258-32-2492
■時間 0900くらいかららしい
■定休
■その他
■訪問日 2011/11/7
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源 2号井
単純温泉
弱アルカリ性低張性温泉
36.5℃
169リットル毎分
PH7.8
298.9r/s
「無色透明・無味無臭である」
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昭和風の香り漂う湯元館にやってきました。
周囲の木々は僅かばかりの葉を残すばかり。冬はもうすぐそこ。
こんな冷たい雨の朝には朝風呂が最高級の贅沢と言えます。
フライニングで許可を頂いて浴場へと突入すると、見よ、美しいタイル貼りの大ローマ風呂がそこに在る。
小判型の浴槽には優しい透明硫黄臭の湯がとろとろと流れています。
あふれる湯は洗い場へと放流。
これは佳い温泉と思います。
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衝立のような壁に描かれたタイル画もまた佳かった。
八海山でしょうか弥彦山でしょうか、雄々しい雄峰を遠景に、逆巻く荒波が磯へとうち寄せるその画は、全国の温泉タイル画の中でも傑作の部類にノミネートして差し支えないとおもわれます。
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外は相変わらずの驟雨。
じゃあじゃあと降り続く雨の音を聴きながら優しい硫黄の湯に浸かる。
一時間でも2時間でも入っていられそうな湯質と、心落ち着く浴場でした。
でももういかなくちゃ。
ロビーにい出て壁に貼られたポスターや刺繍で造られた愛らしい布画を見ました。
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ここの宿は長岡のフルートアンサンブル楽団?のタニマチなのか常宿なのか、それらに連関した幾つかのものを見ていると、
「上手につくってあるでしょう?」
宿の老婆が声をかけてきました。「みんな手作りであの人たちが造ったんだよ」
「なるほど、いい楽団なのだろうねえ」
「そりゃもちろん」
老婆はうれしそうに笑いました。
佳い温泉宿だと思いました。応援したい宿だと思いました。
そうしてここの支援を受けて起つ長岡フルートアンサンブルもまた我が心で支援したいと思いました。
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