肝腎の温泉は見ての通りの黄土色の濁った湯です。源泉が48℃でナトリュームやカルシューム成分を多く含んだ湯で浴室内や露天の岩などが茶色く変色しています
さらには成分の堆積沈殿析出で岩肌や浴槽縁などには魚鱗状の文様やゴジラの背状の突起凹凸などに造形せられつつあります
もちろんお湯は流しっぱなしの放流式。
これはなかなかどうして素晴らしい温泉だと独り喜んで忘我の時を過ごします
これで浴場が明るかったらなお私の好みなのですがまあそこまでは言うまい。
雪ささの湯にてしばしの休息は十分に納得の時間となったのでした