雲仙温泉 新湯共同浴場
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■施設名 新湯
■値段 150円だったかな
■住所
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2009/6/7
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泉質等取材失念
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そうして雲仙にやってきました。
ここも30年ぶりです。
晩年です。
恥の多い生涯を送ってきました。
閑話休題
新湯浴場は存外ライトな感覚
硫化水素臭ぷんぷん、これでもかとばかりの臭気を期待していたわたくしには若干の肩すかし感も否めないのではあるのですが、
でもそれが温泉の正当の評価を損なうものではけしてありません。
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うつくしいシンメトリイの浴場
ただ静謐に注がれる新湯。
とろとろに熱くて、でも控えめの匂いの湯はまるで初恋の香りに似ているように想います
ああ、あれから幾星霜
こんなステキな浴場に初恋を想うなんて、とてつもないポエムでしょうか
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いずれにしても浴場は質実剛健
過不足無くただいっさいは流れてゆきます。
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初夏の昼下がり、雲仙の一画で私はとてもとても貴重で優雅で愉しいひとときを過ごしたのでした。
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郷愁の脱衣籠にいぎたなく脱ぎ捨てられた衣類がひとくみ。
その扉は開け放たれたままです
そうです
こんな解放感が共同湯の佳さなのかも知れません
新湯をい出て後、旅愁にわくわくしながらわたくしは雲仙地獄めぐりの路を歩んだのでした
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