天神温泉 国民宿舎清雲荘
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■施設名 清雲荘
■値段 500円くらい
■住所 長野県木曽郡木曽町日義
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2014/11/7
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含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩塩化物冷鉱泉
(中性低張性冷鉱泉)
12.5℃
PH6.36
成分総計4387r/s
「ほとんど無色澄明、炭酸味・塩味・微鉄味を有す」
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木曽路を走る国道から少しく入った比較的便の良いところに清雲荘はあります。
なかなかどうして青雲の志を思わせるすがすがしい命名ではないでしょうか。
立地もまた木曽路にしては明るく開けた爽やかな一画にあります。
宿はいささか古びた昭和風造り。
部活動や合宿に利用したら青春の良き思い出になるような、そんな趣の宿と霊視しました。
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訪ねたこの日は平日午前中とあって宿はひっそり閑としていました。
薄暗い館内を二階に上がり隅っこまで歩き、そこからは旧館?、バーベキュウ棟から渡り廊下を歩いて近年新装されたらしき浴室棟にたどり着きます。
期せずして迷宮探検気分を味わっていざ浴室へと入ると、そこは何とも言えない異様な空間でした。
どういう理由なのか、浴室壁は一面に真っ黒いゴムのような樹脂素材がはりつけられていました。
正式な壁を作る前の下地としてのものなのか、防音保温のための素材なのか、意匠としての採用なのか、よく解りませんが、いずれにせよ、この時点での浴室としての雰囲気は一種異様。
ししおどしの湯口が時折動いてコーンっと無人不気味の浴場に響くのが少し怖いです。
閑話休題
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肝心の温泉は冷泉を加温して浴槽に満たしています。
湯量はあまり多くはないようですが、浴槽では灰色濁の湯がしっとりとした感触で我が身体を包みます。
カルシウムを含んだ塩化物泉系統の湯は木曾では御嶽周辺に散見せられますがここはちと場所が離れているように感じますが、まあそれはいいか。
源泉はきっと鉄さびのような味と匂いでシュワシュワ炭酸がはじけているのかなあ…
いずれにせよ木曽駒の西麓において貴重な温泉体験のできる宿であることは間違いないと思います。
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