小谷温泉


小谷温泉 山田旅館  

■施設名   山田旅館
■値段    旧館宿泊9600円  
■住所    
長野県
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2002/9/27 

泉質等失念 

長野県の最北、フォッサマグナの大地溝帯からぐんぐんと高度を上げると小谷温泉があります。急峻な山の上に何軒かの旅館。

この日私は山田旅館に、仲間の企画で泊まることが出来ました。
堂々たる木造の本館に先ずはやられます。
江戸期、明治期の建物が未だに豪雪に耐えながら残っているようです。素晴らしい風情です。

そうして温泉もまた素晴らしいことこの上なし。まさに極上芳醇無比。ベリーレアオールドプレミアムでございます。

 

どうです、この建物の風情。しびれない人が居るでしょうか。
本館一階の浴室は素晴らしいです。
よく判りませんが打たせ湯なの温泉修行滝行なのか、まさに滝のような湯量でお湯が浴槽脇の切れ込み壁内部からどどーっと落ちています。
甘い塩味と炭酸味、析出物の堆積はその滝の下部にはとんでもないものを作り出しています

 

←上の写真は滝の湯口です。熱い湯がドドドド〜っとこれでもかとばかりに落下しています。
しかし濃厚なる成分は年月かけて析出物の標柱を作り出してしまうのであります。
判りにくいですがタラコのようなものが湯が流れ落ちる横に写っています、この巨大タラコは温泉の析出物で湯口下部でどんどん成長して行くのだそうです。

その巨大タラコ標柱の成長に困って二十年に一回ほど伐採をしたものが←下の写真です。
まるで丸太のベンチです。
いやはや、恐れ入りまめ。

 

いやはや、内湯で満足の湯浴みを楽しんだ後、磨き込まれた廊下を歩いて部屋でしばしの休息です。
楽しくて仕方ありません。
夏の一日、この宿に遊んだなら極上の避暑ライフが約束されています

 

その後、夕食前にもう一風呂です。
新館のお風呂もなかなかどうして悪くありません。
やはり微灰色濁の甘塩味の湯が掛け流しです

 

小さな露天風呂もついていて山々を渡る風がとてもいい気持ちです。
もう一ヶ月もしたら、この辺の山も美しい錦秋色に彩られるのでしょうね

 

お食事も美味しくいただけました。コストパフォーマンス的にも優れている宿だと確信します。

しんしんと冷える旧館の夜、
しんと静まり返った小谷の山の雰囲気を楽しめて至極満足でした

 

 

 

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