奈川温泉


奈川温泉  富貴の湯旅館

富貴の湯旅館 太宰楼 長野県の温泉めぐり 富貴の湯旅館 内湯浴場 dazairou太宰楼

■施設名   富貴の湯旅館
■値段    500円 
■住所    長野県
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2018/9/16 

泉質等失念

盛夏に続いて再度富貴の湯にやってきました。
富貴の湯は奈川村から乗鞍へと向かう林道付近の山中にある一軒宿です。
落ち着いた昭和風の旅館といった趣が佳い雰囲気です。館内に入ると敷地を活かした細長い造りとなっていてそれがまた宿らしくていい感じです。
長い廊下を歩いたり段々を上がったり下がったりして浴室にたどり着いてさあ入浴です。
温泉浴場を一目見て感銘を受けます。
これまたレトロなタイル張り浴室には何の虚飾もない長方形の浴槽が一つ。
湯は静かにとろとろと放流されており、縁からあふれるお湯が大きな窓からの光に反射してきれいに見えます。
温泉成分もなかなかのものらしくそこかしこに赤茶けた色合いが付着し、湯口付近では堆積が小ゴジラの背、あるいは千枚田文様を成形しつつあります。浸かってみれば適温優しい感触の湯は炭酸成分を含んだ熱波のような温かさを我が体に与えてくれるではありませんか。
これは素晴らしいです。
浴室も明るく広く天井が高く、爽快なことこの上なし。想像していたものをはるかに上回る三ツ星級の温泉と観察しました。

 

そうして別場所に造られた露天風呂もまた湯の良さがダイレクトにわかる佳きものでした。
露天風呂は宿の全面の大森林を正面に臨む造りとなっています。
狭い敷地ですからテラス様の位置に造られて、広くないのは仕方のないところ。
それでも岩風呂風に造られた浴槽には茶色い析出物が浮遊し、内風呂に比べて成分の固着や体積がこちらのが顕著にみられます。
初秋の山の空気を吸ってしばしの安息の湯あみを満喫しました。
こんな静かな仙境の地で滞在してみたいものです。いつの日にか帰るらむ

 

富貴の湯旅館 露天風呂 湯口付近 dazairou太宰楼

 

 

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