南相木温泉


南相木温泉  滝見の湯

■施設名   滝見の湯
■値段    450円 
■住所    長野県
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2015/9/12 

単純泉
(低張性弱アルカリ性低温泉)
25.5℃
PH8.5
12リットル/毎分
成分総計811mg/kg
「無色透明、弱い硫化水素臭」

思い立って八ヶ岳岳麓にやってきました。
目的はいくつかの温泉入浴とブドウの購入。
先ずやってきたのが南相木温泉滝見の湯です。
ずいぶんと長閑な渓谷集落にずいぶんと大きく立派な温泉施設がありました。
フロントでお得な温泉手形を購入し、それを使って入浴しようと私はその旨をフロント氏に話しました。しかし無残にもフロント氏は、
「あいすいません、現在物味湯産手形は売り切れ中なのです。料金を払ってお入りください」
「はあ」
いきなりのイレギュラーな出来事に私は意気消沈して450円を払って入館。
物味湯産手形」とは1200円くらいでその手形冊子を買うと一年間有効で長野県の協賛温泉施設10軒が無料入浴できる大変お得なものなのです。
フロントにはその冊子の案内もあり、掲示してある以上は何らかの救済措置があってもしかるべきとも思えるのですが…
若干、釈然としない思いもあったのですがまあいいか。

 

気を取り直して浴場に入るとそこは明るく広くガラス越しの陽の光がまぶしいくらいの大空間でした。
温泉は無色透明、加水加温循環塩素使用。
「うむ、まあ、こんなもんだろう」
私は独り力なくつぶやいて、それでもしばし明るい浴場で入浴を楽しんだのでした。

 

果たしてこんな小さな村でこれだけの施設を維持経営していくことは困難なことなのでしょうか。
あるいは予算がついて貴重な働きの場として機能しているのでしょうか。
いずれにしても私はトランジットの旅人の身。
手形の不手際の遺恨は水に流して南相木村の未来を憂い、思いを寄せる。
小さくて美しい信州の村に幸あれと願い、この施設を後にしたのでした。

 

 

 

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