来馬温泉(長野県)


来馬温泉 風吹荘  

■施設名   風吹荘
■値段    400円(雑誌特典で無料で入りました)  
■住所    
長野県
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2001/5/4  2012/9/14 

北小谷源泉35℃と風吹荘源泉75℃の混合
ナトリウム-炭酸水素塩泉
中性低張性高温泉
46℃
PH6.6
成分総計2610mg/kg
「ほとんど無色澄明、塩味、炭酸味、微硫化水素臭を有す」 

以前にここを訪ねたのはもう十年も前になります。
大型連休の真っ最中で、山帰りの荒くれ男で、この浴場は満員御礼。
写真も撮れず、印象も判然としないままかえったことが思い出されます。
そうして今回、2012年の秋、満を持して再訪。
再訪なった来馬温泉は遙かな記憶よりもずっと上質

 

扉を開けたとたんに漂う甘い臭気、
均一にあふれる見事なオーバーフロー、
薄灰色に濁ったキラキラした湯、
湯口から注がれる太い湯。
一切の虚飾がないだけに、浴場と温泉の佳さがストレートに伝わってきます。

 

ひとくち湯を口に含めば、甘い金気味。
湯の表面が膨張して盛り上がってあふれていく様は圧巻でもあります。

 

いやはや、脱帽です。
再訪かない、写真も撮れたし言うこと無しです。

私の勝手な思いこみでしょうか、施設全体からは疲弊感というか脱力感が漂うているやに思われます。
それに比して、浴場と温泉の「魂の剛速球」が際だって
再訪問ながら印象深い温泉体験となりました。

 

帰りしな名残惜しくて振り返ります。
湯の注がれる音と、盛り上がる湯面、サラサラと洗い場にあふれる豊饒の湯。
魂の正統派浴場がここにもある。
次回、この方面に来ても、きっと立ち寄っちゃうだろうなあ。
再再訪がいまから楽しみな一湯

 

 

 

 

 

 

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