ディープサウスの旅の最後は紀伊長島故郷温泉に立ち寄りました
国道42号線から少し入った文字通り古里地区という地名のようです
美しい白砂の海岸とミカン畑の里山。
ほっとするようなのどかな一角に施設はありました
浴場には内湯が一つ。
やや黄色みがかった加熱循環の湯
「いや、今日は土曜だからさすがに人が多いな。いつもならこの時間ならオレひとりきりなんだけどな」
漁業従事らしきお父さんが人懐っこそうにわたくしに話しかけてきました
「ここで風呂に入るといつまでもぽかぽかとあったまるんだよ」
時間は3時。
これから家に帰ってもう晩酌でしょうか
私にはまだあと一千里の帰路が待っています
ありがとう紀伊半島、命あらばまた他日