芦之湯温泉 山形屋
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■施設名 山形屋
■値段 500円
■住所
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2011/12/03
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源 元箱根温泉 元箱根第44号 町営7号蒸気井
単純硫黄温泉 硫化水素型
弱酸性低張性高温泉
77℃
PH3.7
成分総計439r/s
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箱根の芦之湯は音に聞こえた名湯。
その芦之湯に於いては紀伊国屋と松坂屋の両巨頭がつとに有名ですがその至近にある山形屋旅館もなかなかどうして小さいながらもきらりと光る良宿でした。
この日の箱根は疾風沐雨。
山形屋はひっそりと硬派の客を待っているような出で立ちでした。
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「やあ、こんにちは、お風呂に入らせてくれませんろうか」
私の訪問を若く素敵な眼鏡女将は快く迎え入れて下さった。
「うちはですね、源泉掛け流しなんです」
「かけながし??」
「そうです。源泉に加水せず、循環もせず、ただ浴槽に流しっぱなしにすることを掛け流しというんです」
「なるほど、それはいいですね」
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「源泉かけながしゆえ、時には熱かったりしますが、良質の手つかずの新鮮な湯を楽しむにはこれがいいんですよ」
「ほう、それは楽しみです」
「お客さん、熱くてもあまり薄めすぎずに……、いえ、もちろん熱かったらうめてもいいんですよ、でもね、なるべくなら新鮮な湯を味わっていただけたら…」
女将の口上は私を感銘させるのに充分でした。
ひたむきで誇りをもってお客に最上級の湯を楽しむことを教えている。
よい女将さんだと思いました
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温泉は無色透明ながら鮮度の佳い湯の香が香ります。
浴槽底に敷かれた玉砂利が気持ちいいです。
この日の浴槽は44.5℃。
熱めでぴりりとしてシャキッと目が覚めるような切れ味鋭い良質の湯。
ああ、こんな温泉が好きだ。
宿は小ぶりですが清潔、過不足無し。
こんな宿で太宰楼オフをまたやろうかしら…
などと考えて浴場の小さな灰色の空を見上げました。
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