浴室は御覧の通りなかなか大きな造りです。
写真の一番奥に岩で組んだ浴槽があり、そこから湯は下流の浴槽へと流れ下る仕組みです。
上段はやや熱めの故をもって中段から下段の湯船でしばしとろんとろんの湯を楽しみました。
「このつるつる感は重曹成分ですかねえ」
「御意」
「湯をなめると少し塩辛いですよ」
「重曹を含む塩化物泉かもしれないね」
いっとき温泉談議もしつつ鹿屋で見つけた思わぬ良泉に満足しごく。
食事や休憩もできるようだし貸し切り湯もあるし温泉マニアのみならず市民の憩いの施設としてもおすすめだと思います