湯之元温泉


 湯之元温泉  元湯打込湯  

■施設名   元湯・打込湯
■値段    130円
■住所    
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2014/2/08 

泉質等失念

やってきました、湯之元温泉元湯・打込み湯。
何年か前にもこのまん前にまでは来ていたのですがどういった理由だったか入浴をせずに他へと向かった記憶があります。
今回は土曜夕刻の訪問、飛行機の欠航による延伸滞在ボーナス滞在での訪問です。

ここには正しい公衆浴場銭湯風景があります。
暮れかかる薩摩のひと時、近隣の老若男女が引きも切らずに入浴にやってきます。
この浴場の「元湯・打込湯」という柔道の稽古のような特異な名称の理由も。二つの源泉二つの浴槽を使用して供給しているのだと得心。
浴場には元湯を使った浴槽と、打込み湯を使った浴槽が二つ並び併設せられています。
どちらもほとんど無味無臭透明清澄、とよとみの放流式。

そうして浴客の多さにただただ圧倒せられます。
およそ、これほどの浴場人口密度での入浴は私の1000有余の温泉体験でも記憶がありません
浴槽は元湯浴槽も10人超、打込み浴槽も10人超。洗い場は満員御礼立錐の余地もなし
「毎夕、こんなんですかね」
「是非もなし」
「私はもう出ることにします」
「御意」
早々に辞して番台前でアイスクリームをほおばりました。
さすが南国薩摩、2月とはいえ風呂上がりのアイスクリームが美味い。
暮れなずむ湯之元の街に、どこからか幼稚園児の合唱が聞こえてきます。
いいですねえ、こんなせわしい旅にも、安息のひと時。
お風呂は人が多すぎて楽しめず、観察もできなかったけれど、旅愁はここにおいて佳境。
「さあ、そろそろ宿も決めなくては」
「うん」
私たちは特段の当てもなく再び走り始めたのでした。

 

 

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