戸尻海中温泉 (鹿児島県トカラ列島口之島)
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■施設名 戸尻海中温泉
■値段 円
■住所 鹿児島県十島村口之島戸尻海岸
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2019/5/24
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泉質等不明
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トカラ列島口之島の旅は充実した行程で経過していました。
セランマ温泉で安息と満足の時を過ごした私たちは宿への戻りしな戸尻海岸に湧くという温泉を訪ねて海岸へと下りました。
海も空も青一色
うれしくてたまりません
戸尻の海岸は一本道の尽きるところ。
工事車両のユンボが道をふさぐように止まっています。
「ははあ、災害復旧の工事中ですね」
「三時の休みでどこかで休んでいるのかな」
「ここで車は乗り捨てましょう」
「御意」
クルマを降りた私たちは海岸に向かって歩き始めました。
岩のごつごつした磯場ですから歩きにくいことこの上ありませんが、目指すオブジェのような大岩の下から湯が沸いていると聞けば、是非もありません。しかもどうやら塩は引いている状態のように見えます。チャンスです。
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大岩のたもとにたどり着いた私たちは即座に衣類を脱ぎ捨てて湯だまり(海水だまり)へと突撃です。
「温かいですか」
「うむ、温泉の暖かさか海水の暖かさが判らないけどね」
「あはは」
フナ虫の猛襲はご愛敬として、磯遊びなのか湯あみなのかも判然としませんが、それでも五月の良き日に、いい歳をした大人が満面の笑みで海岸のあちこちを裸でうろついて、
「この辺が赤くなってるぞ」
「底から泡が出ているような気がする」
などとはしゃいで美しい海岸で遊ぶことしばし。
どれだけの比率の温泉水に浸かれたのかはわかりませんが、ひどく楽しい温泉探訪だったのは間違いありません。
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「さあ、そろそろ宿に行きましょう」
「うむ、栃ノ心が大関復帰するところを見たいんよ」
口之島の山腹をドライブして役場に立ち寄って、そうして港近くの民宿に戻りました。
民宿なかむらやは新しくてきれいで快適に過ごすことができました。夕飯の刺身もカンパチが十切もあって焼酎もうまいし言うことなし。夜空もきれいだし、トカラ旅情は最高潮持続中
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