かつては男湯と女湯で中央壁で仕切られ、それぞれの湯は行き来できなかったようですが、近年、女性浴室が別棟にできたようで、訪ねたこの日は写真の塩化物泉浴場と、壁の反対側の炭酸泉浴場を、お父さんたちは往来しながら湯を愉しんでました。
ここにおいてお湯がどうの浴感がどうの成分がどうのということをあれこれ描写しても、私の筆力では空々しく響くだけのように思えます。
友よ、はるか薩摩の大地に遊んだなら、ここ諏訪温泉を訪問するとよいでしょう、
大いなる地球の息吹を感じて、そこに身を任せ、心地よい太古の羊水に浸れば、魂は溶融し、昇華すること間違いなし。
いつの日にかふたたび。