マダガスカル温泉
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■施設名
マダガスカル温泉
■値段 100円
■住所
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2009/10/22
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泉質等失念
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それは奇妙な温泉でした
名称はマダガスカル温泉。
いったいどういう意向でこういう名前を付けたのでしょう
何らかの理由で古代のゆりかごマダガスカル島にちなんだものでしょうか?
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私はこれほど奇異の名前を他に識りません。
浴舎もまたオヤジさんの手造りでしょうか、さながら外観は作業小屋です。
木造手造り、オヤジさんはその日、つまらなさそうに日向ぼっこしながら新聞を読んでいました。
パリーグのプレーオフが気になる様子でした。
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閑話休題
浴室は思いのほか大きなものです。
コンクリートで固めた浴槽に岩を配して、なかなか力作です。
湯はほぼ無色透明、無臭。
若干の塩味があったやに記憶しますが定かではありません。
至近の入来温泉とは明らかに違う泉質です。
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どぶんと独りマダガスカルの湯に遊んで私は大満足です。
だ〜れも来ません。
開け放った窓や入口ドアから薩摩の明るい陽光と風が入ってきます。
入浴料が100円。
オヤジさんはこの浴場を商売なんかじゃなく、詩を紡ぐような気持で維持されているのだと思います。
美しく哀しい薩摩の浴場で独り、湯を汲んで高らかに乾杯しました。
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分析表のこういう掲示も前代未聞かもしれません
俗や前例にとらわれないすばらしい心意気だと思います
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