春日温泉(鹿児島市内)


 春日温泉  

■施設名   春日温泉
■値段    390円
■住所    鹿児島市
■電話    
■時間    0600-
■定休    
■その他
■訪問日   2017/5/27 

塩化物泉

鹿児島市内で泊まった翌朝は街中の温泉銭湯へと朝風呂がてらの散策が楽しい。
前夜の酒毒を流すのにも適だし、なにより朝の空気を吸いながら遠い地を歩くことがうれしい。
今回の旅でも私は勤勉にも朝5時から起きだして市電通りをてくてくと歩いて温泉浴場へと向かいました。
途中、甲突川を渡るときに見た桜島の景色にもうきうきしてきます

めざす春日温泉はホテルからは存外遠くて、風も少し冷たかったので若干疲れての到着。
まあ、楽しいからいいんだけど。
料金は390円。
鹿児島県の公定銭湯料金。
わたしと同時に入ってきたお父さんはサウナがお目当てらしく体を流してからはサウナに入りびたり。
というわけで、朝一の春日温泉をほぼ独占で入浴

春日温泉は見ての通りの昔ながらの公衆浴場風情。
浴槽が入り口側から3つ。
水浴槽と、薬湯浴槽と、最奥に温泉浴槽。
温泉は微々褐色透明
つるつるする感触があります。
塩化物泉とのことで、暖まり感ある湯が、開け放った窓からの冷気とマッチして気持ちいいです。
しばし鹿児島の温泉銭湯に一人浸かり、これから向かう硫黄島航路の出港可否を思いました。

「よし、そろそろ船が出でるか聞いてみるか」
私は湯船からゆっくりと身を起こして、もう一度開け放った窓から青く澄んだ鹿児島の空を望みます。
「うむ、きっと今日は船は出でるだろう」
確信に満ちた気持ちで脱衣場で体ふきふき、時計を見上げて、もうなんだかうれしくてたまりません。
宿への帰り道をまた歩きながら歩き携帯で船の出港を確かめました。
宿に帰って朝食をとって、せっかくだから港へと向かう道すがらにもう一湯入ろうと画策するのでした

 

 

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