鹿児島空港温泉


 鹿児島空港温泉  おやっとさぁ足湯の湯  

■施設名   鹿児島空港おやっとさぁ天然温泉足湯
■値段    0円
■住所    
■電話    
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2009/10/24 

泉質等失念

さいはての空港に降り立ち足湯けむり 暖かき街に歩み入りにき

啄木ならこんな歌を歌ったでしょうか
空港におりていきなりこんな良質の足湯を見て俗物の私は俄然興奮。
湯口が中央の桜島を模した岩と左側写真の手前のふたつあります。
湯を手に掬ってクンクン匂いを嗅いで、ぐびりと一口飲んで、
写真をぱちぱち撮りました。
鹿児島に着いたっことも相まってうれしくてたまりません。

ふと気づいて空港お迎えエントランスに某レンタカー会社のお迎え車が私を待ちかねて入るのが見えました。
「う、いかん」
お迎えの運転手はいらいらしながらまだ来ぬ客を待っていたのです。
「やっ、これはすまない。太宰です。お迎え大儀である」
「お待ちしておりました」
運転手さんは慇懃にあいさつをすると私の荷物をひったくるようにして車内に置いて腕時計をきにしつつレンタカー事務所へと私を運んでくだすった。
「いやぁ、空港から歩いていけると思ったんだ」
「もうしわけないですねえ、もっと近ければ良いんですが、うちが弱小会社でねえ」
存外良い人ではないか。
鹿児島の第一歩に好印象、そうして旅の間中、その印象は覆ることがなかったのである。

帰りしなこの足湯をペットボトルに汲んで帰った。
その夜自宅に帰り着いた私は独り自宅の風呂場でこの湯を浴びたのである。
旅の終わりの恍惚

 

 

 

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