日の出温泉は妙見から霧島へと向かう幹線道路沿い、天降川のほとりにあって、そのオシャレな外観から今まで訪問をしていませんでしたが、いや、確かに現代和風のエントランスはこじゃれていますが、浴室はまさに正統派情念の造り。
この地域特有の微灰濁炭酸味のお湯はもちろん放流式。
明るい大きな窓からは川の流れと山肌の樹々を眺めることができます。
これで200円とは有り難いことこの上なし。
浴室の成分の堆積や色合いの付着など、妙見安楽の温泉の特徴がよく出でていて、もちろん浸かった感触も極上とくれば、ここを極上温泉といわずして他になんと表現すればいいでしょう。
そんなわけで満足の湯めぐりをして私たちは再び空港に戻って空港内の食堂で旅の前途を祝して乾杯をしたのでした