東温泉(硫黄島)


 東温泉 (鹿児島県三島村硫黄島)  

■施設名   東温泉
■値段    
■住所    
■電話    
■時間    
■定休   
■その他
■訪問日   2017/5/27 

酸性泉

鹿児島港を9:30に出向した村営船三島丸は途中竹島に立ち寄って、定刻13:25に硫黄島港に到着しました。

鹿児島港をいでた直後は桜島の威容を眺め、湾内を出でる前は開聞岳を愛でて、そうして外海に出れば徐々に近づいてくる硫黄島のスペクタクルな光景に目は釘づけ、寒いのに甲板で興奮して景色を眺めているうちに4時間の船旅は終わりました。
天気晴朗、波静か。
こんな船の旅も悪くありません

硫黄島に上陸した私たちはさっそくチャーターしたレンタカーで島内探検に出かけました。
先ずはなんといっても目指すは東温泉です。

東温泉は港からはほぼ海岸伝いに東進。しかし道は藪に覆われてただでさえ細い道が、さらに狭められ、
「この道は間違いじゃないんですか?」
車内からは不安の声が上がりますが
「いや何、こんな島だから方角さえ見失わなければいずれまともな道路に出でるはずです」
ハンドルを握る私の無根拠で盲目的自信は、あこがれの硫黄島にいることからくる一時の狂熱の仕業なのでしょうか。

結局のところ、しばしジャングルの中を迷走して、それでもまともな道路に出でて、少しく走ればそこは東温泉につながる海岸線。

クルマを置くのももどかしくみんな荒々しい海岸線を、青い海とそそり立つ溶岩の岸壁と、一歩づつ近づく東温泉の緑色透明な丸い浴槽を眺めつつ歩を進めます。

 

スペクタクルな溶岩絶壁荒磯の風景と、青く美しい色合いの海を見つつ、温泉湯壺はファンタスティックな透明緑色にきらきらと輝いています。みんな早く浸かりたくて仕方りません。
岩場の一画で急ぎ衣類脱ぎ捨てて、さあ、東温泉に入浴です。

最下段の湯壺にそおっと足をつけ腰までつかり、さらにはどぶんと肩までつかります。
湯はまさに適温。
自然の真っただ中での入浴に思わず顔がほころびます。

この場所に来たくてはるか一千里の道を駆けてきたのです。
源泉は岩場の湯壺上段の一画から湧き出して高き所より低き所にあふれて下ってゆきます。

最初、高温を恐れて下段の湯に入った私は次に身を進めて中段の湯へと転進
すると見よ、こちらの湯は透明クリア、一切濁りのない美しい緑色の湯はさらりと淡麗でやや熱め。
しかし湯の鮮度がいいだけに浴感は断然こちらのが上質です。
酸性泉ということで味見すればレモンのようなさわやかな味

強酸性の湯はどこの温泉も名湯揃いです。
この東温泉もまさに名湯の系譜
しばし湯につかったり、岩場に腰かけたり、青い海を眺め、そそり立つ岸壁を眺め、この世の楽園を満喫。

もうこんなところにも来ることはないんだろうなあ…
帰りしな名残惜しくて振り返るとそこにはただ波が打ち寄せているだけ。

 

 

 

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