頴娃(えい)温泉


 頴娃(えい)温泉  みやびの湯  

■施設名   みやびの湯
■値段    280円
■住所    頴娃町別府1
■電話    0993-24-2550
■時間    7:00-22:00
■定休    
■その他
■訪問日   2009/10/21 

源 頴娃1号
炭酸水素塩温泉 
低張性、弱アルカリ性、高温泉
53.3℃
PH8.0
成分総計2087r/s
「弱黄色透明 弱塩味 無臭」

とっぷりと暮れた薩摩半島の夜
海岸沿いを走る国道は行き交う車も少なく、伊良湖岬へとむかう渥美半島の道と似ていると思いましたが何ぶん、夜道ですから真実は識りません。

集落の灯がぽつぽつと見え始め、寂しさにわくわくしてくると
目指す中村温泉病院がありました。

みやびの湯はこの病院の敷地の一角にあります。
ちょうどよい大きさの造りに休憩所と受付と浴室が過不足なく配置せられています。
一歩浴室に入って、おお!、これはいいです。
やられました。
そこはかとなく漂う微アブラ臭、薄茶色に色づいて滔々と放流せられる豊穣の湯。
浴槽の縁からはきれいなきれいなオーバーフロウ

始めわたくしが入浴したときは夕飯前の入浴の人達で盛況でしたが一人へり、2人へりでいつの間にか貸しきり状態になりました。
私にとってもこの湯が本日最後の湯、時間を気にせず持久戦に持ち込んだのが功を奏したようです。
狂喜して独り湯に遊びます。
いやはや、ここは素晴らしかった。
堪能しました

満足しきって外にい出ると其処は漆黒の闇夜。
ちょうど新月とあって星が瞬いています。デネブとベガとアルタイルの夏の大三角が早くも西に傾いて、でも天の川がうっすらと天頂を横切っています。

さあ、今夜はどこに泊まろう…
心細さと寂しさになぜだか楽しくて仕方ありません。
しかし空腹はいかんともしがたく、結局枕崎のジョイフルでハンバーグ。
それでもいいのです

 

 

 

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