白山一里野温泉 一里野高原ホテルろあん
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■施設名
一里野高原ホテルろあん
■値段
■住所 石川県白山市一里野
■電話 076-256-7141
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2012/08/04
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弱食塩泉
緩和性低張性高温泉
330リットル毎分
67.5℃
「無色殆ど透明 弱鹹味を有する」
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夏の一日、白山山中の秘湯歩きを楽しんでのち、一里野高原にまで下ってきました。
冬はスキー場になるのでしょうか、一里野高原は気持ちの良さそうななだらかな草原が拡がっています。
幾つかの宿や民宿や施設の並ぶ一画に一里野高原ホテルろあんがあります。
「ろあん」とはいったいどういう意味なのでしょうか。
「あん」は庵ではないかと想像するのですが「ろ」の意味が不明です。
炉かな、蕗? 芦? 魯迅先生?
まあいいか、どうだって。
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この宿は、昨日私たちが泊まった新岩間温泉山崎旅館と経営者が同じです。
訪問時のフロント氏は、昨日山崎旅館で私たちを迎え入れてくれた人でした。
閑話休題。
ここのお風呂は清潔で綺麗で気持ちの良いものでした。
後で知ったのですが、我々が入浴した浴場以外にも、別に露天風呂と貸切風呂があるようです。
高原の爽やかな気候のもと、温泉を楽しみながら快適なホテルライフを送るという贅もきっといいでしょうねえ。
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肝腎のお湯は無色透明無味無臭。
特徴をあまり感じることはありませんが
それでも、この夏の「中部山岳紀行」の掉尾を飾る湯がここだと思えば感慨も湧こうというものです。
「次の旅はどうしますか?」
「青森がいいねえ」
「山口あたりも課題ですね。フグで忘年会という手もある」
板張りの露天風呂で風に吹かれながら
早くもみんな「次回」の旅の構想を語ります。
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テラスに造られた露天風呂から風にそよぐ木々を見上げます。
今回の旅の初日を共にした山口君は今頃黒部山中の「水平歩道」を歩いているんだろうか…
ふと温友の旅の消息を思いました。
或る者は山を歩き、或る者はフグを想い、或る者はせっせと温泉めぐり。
そうして時にはみんなで集って語ったり、湯に浸かったり、酒席を共にしたり…
それでいいのです。
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