横川温泉　中野屋旅館

■施設名　　 中野屋旅館
■値段　　　　500円
■住所　　　　茨城県常陸太田市折橋町
■電話　　　　
■時間　　　　
■定休　　　　
■その他 　　　
■訪問日　　　2018/4/13　

泉質等失念

常陸太田にある横川温泉は周辺すべて里の風景。
そんな地に数軒の旅館が静かにたたずんで良質の温泉と、人々に慰安の場を提供しています。
私はこの日、温泉仲間とこの横川温泉中野屋旅館で待ち合わせをしました。
およそ茨城県はあまり来たことがないので、この横川の温泉がどういった地にあり、どういった湯の質なのか全く識りません。でも、インターの公式ページを見るとずいぶんとあか抜けたオシャレな温泉施設なのだという認識で訪れたのですが…

御覧の通り中野屋旅館は佳き田舎風情にあるこぎれいな宿でした。
訪ねたこの日は近隣の敬老会でしょうか、玄関に近づくと一大カラオケ大会の様相で大音量の演歌が聞こえてくるのでした。
入浴を乞おうと宿のお姉さんを捕まえてもみな一様に大忙しで宴会場への熱燗やらビールやら山菜の天ぷらやらを運んでいるのです。
「うむ、いいじゃないですか。地元に愛される施設は敬すべき」
「温泉も良いらしいじゃないですか」

そんな期待を抱いて入った温泉浴場は小さな内湯浴場が一つ。
綺麗に澄んだ透明の湯が窓からの光に明るく映えています。
温泉は循環での供用。
つるつるする浴感は顕著なれど、いかんせん湯量があまり多くないようです。
カランをひねると冷たい硫黄臭の湯が流れるのですけど湯船および湯口では臭気は感じられません
塩素臭循環の湯にしばし浸かって、
「でもさあ、横川温泉で行こうと思っていたところって山田屋旅館じゃなかったの？」
「……」
「山田屋はこのすぐ奥にあるみたいです」
「じゃあ、そっちも行ってみるか」
などとのんきに湯めぐりを続けるたびもいと楽し