高湯温泉


高湯温泉 のんびり館  

■施設名   のんびり館
■値段    円
■住所    福島市庭坂字高湯14-1
■電話    024-592-1126
■時間    
■定休    
■その他   
■訪問日   2013/6/20

酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩温泉
51℃

高湯温泉を訪問したのはもう十数年も前になるでしょうか。
2013年の福島の旅において、再び高湯温泉に戻ってくることが出来た。
ここの湯は青白く、硫黄の香りかぐわしく、山を渡る空気は冷涼芳醇。
私は嬉しくてたまりません。

 

今宵の宿はのんびり館。
なんだか安直な名前ですが、なかなかどうして先刻立ち寄り入浴に訪問したのも信夫温泉ののんびり館。
この近辺で何軒かの温泉旅館を経営する新興のグループのようです。
ともすると新興グループは、さながら信仰がかった経営をするきらいがあると私なぞ警戒するたちなのですがいや、ここは、昔ながらの温泉旅館を普通に上手に経営し、私など、何の不足も不満もなく滞在することが出来た。十分の宿でした。

 

閑話休題
そんな高湯のんびり館ですが、お湯は当然ながら高湯の良泉をかけながし使用。
内湯浴場の青白い湯は、いつまで入っていても飽きない芳香と浴感が良。
しかしここの硫黄濃度は油断できないレベルらしく、内湯浴場の窓と換気扇は必ず開放し、ガス臭気には気を付けるようにとの張り紙があります。
まさに極楽と地獄は紙一重。

仮設風に作られた露天風呂は、一度衣服をまとって宿の裏口から河畔へと下ります。。

 

もう少し開放感があると尚可なのですがまあ、悪くありません。
源泉が普通に流れ続け、普通にあふれてゆく。
そうしてその湯が青白い妖気を放ち、同時にその芳香で私を酔っぱらわせる。
山の木々とのんびり館の建物に切り取られた小さな空から見る星空もまたよし。
夕食の鯛の刺身はいまいちだったけれどそれでもいいのです。
高湯に還ってくることができたのだから

 

 

 

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