郡山三穂田温泉


郡山三穂田温泉

■施設名   郡山三穂田温泉
■値段    550円 
■住所    郡山市三穂田町駒屋字四十坦原16
■電話    024-954-2626
■時間    0600-2200
■定休    
■その他
■訪問日   2016/11/11

源泉 郡山三穂田2号
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
55.8℃
86.8リットル/毎分
PH9.1
成分総計1449r/s

郡山三穂田温泉には感銘を受けました。
ややくたびれ加減の郡山三穂田温泉は、私が泊まったっ郡山温泉同様、旅館と立寄り施設として営業しているようでした。
新しくてきれいなのは郡山温泉ですが、湯の特徴が強いのはこちらの方です。
浴場に一歩入ってやられます。

 

ここもやはり完全放流式の湯使いです。
浴槽にさらさらと静かに注がれる湯は、こんもりと盛り上がっているように見えます。
湯の盛り上がりは次には縁を乗り越えて、さらさらと洗い場へと流れ去ってゆきます。
脱衣場からのその光景はなかなか見事なものに見えます。
さらには浴場全体に漂う甘いようなモール臭というのか、いや、むしろこれはアブラ様臭気といったほうが近い。いずれにせよ芳香とともに吐出せられる湯はほぼ透明、ほんのりと緑色にも見えます。

 

つるつる感も顕著で湯温もまた適温絶妙。
気持ちいいことこの上なしです。
「うーむ、これは名湯かもしれんな」
独りつぶやいて富士山型の湯口から出でる湯をくんくん匂いを嗅いだりぐびりと飲んでみたり、しばらくこの浴場に遊んで一向に飽きることがありません。

 

庭園を見ながらの露天風呂もこれまた悪くありません。
それでもやはり内湯浴場のが湯の良さがわかりやすいかなあ。
いずれにせよここ郡山三穂田温泉は温泉ファンならば訪ねてみて損はない、優良温泉であるといえると思います。
郡山郊外の田園地帯にぽつりと立ち、やさしい浴感の湯を持つこの施設は、今度この辺に来たときまた寄りたいなあと思わせる温泉でありました

 



 

 

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