井戸川温泉


井戸川温泉

■施設名   井戸川温泉
■値段    600円 
■住所    郡山市逢瀬町多田野字休石35
■電話    024-957-2173
■時間    0900-2000
■定休    
■その他
■訪問日   2016/11/09 

泉質等失念

郡山の市街地から西進し山間のちに分け入ったところに井戸川温泉があります。
11月9日、あたりの紅葉の山々が美しい。
しかしこの日は寒波第一弾の襲来で青空から一転して雪雲に覆われたり、さながら吹雪のような雪が舞い落ちてきたりで、それはそれで興趣深いのですが少々私には寒くていけません。
井戸川温泉は手作りのような風合いの宿で、なんだか懐かしいような雰囲気が期待を抱かせます。
入浴料金が少々高いようにも感じますが珠玉の温泉宿を維持経営していくにはやむ終えぬことなのかもしれません

 

快活な女将に湯銭を払って浴場に向かうと、浴室全体に漂う卵様臭気にびっくり。
「ほほう、これはなかなかのものだ」
うれしくなってお湯をじゃばじゃば何杯も身体にぶっかけてドボンと入浴。
「うむ、悪くない」
41℃ほどでしょうか、適温の湯は十分に納得のいく良き温泉の力をわたくしに熱波のごとく伝えてくれます。
湯の色は透明無色。
もちろん放流式の湯使い。なかなかのものだと思います。

 


「今日はぬるくていけねえ、兄さん、どっから来たんだね」
同浴した閻魔大王様の刺青を背負う初老の人も思い出深い。
「浜松? いいねえ、あっちは暖かいんだろう」
閻魔大王様はひとしきり念入りに身体を洗うと満足したような面持ちで浴場を出でてゆきます。
こんな人々との邂逅もまた温泉巡りの一つのエッセンスなのでしょうか。

 


一人きりになった私は温泉浴場にお尻をぷかぷか浮かせてバタ足をしてみたり、湯口からお湯をぐびぐびと飲んでみたり、さらにはうすらさむい露天風呂に出でて吹き荒れる強風と吹き付ける雪と散り際の紅葉を眺めたりと一向に飽きることがありません。
ひなびた山小屋風情の井戸川温泉は結構心落ち着く安らげる場所だと感じました。
新緑の季節に来るのもいいんだろうな

 

 

 

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