然別湖畔温泉


然別湖畔温泉  ホテル風水 

■施設名   ホテル風水
■値段    1000円(雑誌のクーポンで無料入浴しました)
■住所    鹿追町然別湖畔
■電話    0156-67-2211
■時間    1200〜1700
■定休    無休
■その他   
■訪問日   2011/9/9 

源 然別湖畔温泉ホテル1号井
含硫黄-ナトリウム・塩化物泉
低張性弱アルカリ性高温泉

13年ぶりに然別湖畔にやってきました。
あの時の私は、然別湖畔で遊んでみたかったのに後続車を気にするあまり停車できずにあっという間にここを通り過ぎてしまったことが思い出されます。
しかし今回、満を持して私はこの地に降り立ちました。
美しい然別湖は大雨の影響で真っ茶色です、でも、いいのです、こうして然別湖を再訪することが出来たのだ。
もうそれだけで満願なのですがせっかくだから今回はホテル風水で入浴までしました。

修学旅行でしょうか、よく判りませんがホテル風水はその日、国士舘中学の少年少女たちで一杯であった。
若者たちはロビー横の食堂でカレーを食べていました。
私はそんな彼らの青春をまぶしく想いながら通り過ぎ、温泉浴場へ直行しました。
脱衣場に着くなり
「にやり」
私はうれしくなりました。
湖を見下ろす浴場はそれだけでも魅惑なのですが、浴場に満ち満ちている湯はヤクルト色。

 

浴場は私独り貸切状態です。
さっそくどぼんと湯に浸かります。
湯はとろとろと溢れ音もなく洗い場を流れて逝きます。
ヤクルト色の湯は土類成分が多いのでしょうか、浴室を赤茶けて染めています。
ちょっぴり甘みを含んだ鉄のようなサビのような味がします。
良泉だと思います。

 

そうして露天風呂の湯はどういうわけか内湯の色よりも赤くて、岩組みの湯口や浴槽壁面などの赤茶の色合いや析出はなかなかの迫力を醸し出しています。
風水などという風雅な名前のホテルに、然別湖という美しく静かな湖。
しかし、そこに湧き出す湯は強力です。
第一級の温泉と言っても差し支えないと思います。

湯からい出てホテルの前でわけもなくうろうろとして時間をつぶしました。
国士舘の中学生たちは荷物を黒猫ヤマトに預けてバスで帰路の出発でしょうか、みな一様にハイテンションで文字通り烏合の衆のようにあちこちをうろうろしています。

今度ここに来るときはまた13年後くらいなのかな〜
ふっと感傷的になってもう一度対岸のお山に眼をやりました。
お山は静かにたたずんでいるばかり。
くちびると似ていると思いました。

※対岸の山はその形からくちびる山と呼ばれているそうです。正式な名前は失念しました

 


 

 

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