川湯温泉 公衆浴場
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■施設名 公衆浴場
■値段 250円(2013年)
■住所
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 1996/6/13 2000/7/5 2013/9/11
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源 川湯温泉
酸性・含鉄(U)・硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
(低張性酸性高温泉)
44.2℃
PH1.8
成分総計4134mg/kg
「無色澄明、強酸味、硫化水素臭」
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露天風呂という物が気持ちいいのはもちろんですが、町にひっそりとたたずむ古びた木造の共同浴場は温泉地の宝です。 北海道でも有名な温泉地の川湯ですがそのお湯の実力はやはりすばらしい物でした。 共同浴場には活きのいい透明な酸性硫黄泉が流れ続け、いや待てよ、ちょっと白かったかも…。やはりすぐ記録しないとダメだな。 でもとにかくここのお湯には私はかなりの衝撃を受けたことはまぎれもない事実です。 2000年の夏に再訪したときにはリハビリ入れ墨あんちゃんと1時間も浸かってしまった。 待合室の旅ノートも最果て旅情をそそります。 酸のつよさはトップクラスのようです。大好きな一湯となりました。
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と、上段の記録文はこのHPを作り始めたころ適当に書き散らかした文章ですが、2013年の秋にここを三度目の訪問して、なによりここが存続しており、しかも番台さんが常駐するようになっていた。
いや、まずはよかった。
詳細は省きますが、ことほどさように川湯の湯は良質とよとみ、効能著明、飲んで美味、肌にまとわりつくやはらかな感触はさながら極楽浄土。
私にとってエポックメイキング的なこの浴場を再再訪できたことは無上の喜び、まさに満願。
生きて今一度この浴場に還ってくるのが今から町どおしい。。
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「やあ、うれしいなあ、ここは十数年ぶりなんですよ」
「ああ、それはよかったですねえ」
「以前にここに来たときは、ここは無人施設だったよねえ」
「ムジン? さあ?」
この日、番台を任されていたお母さんはかつてここが無人で営業していたことを知らないようでした。
無人で解放せられていたころ、置かれていた記帳ノートには施設の疲弊や、いたずらでの荒廃を憂いている書き込みが散見されて記憶があります。
道東の有志たちは、自分たちの慰安としての浴場維持はもとより、こうして訪ねてくる人々へのお接待の気持ちで、いまもこうして立派に公衆浴場の維持管理をしてくださっている。
それはけして金銭のためなんかじゃなく、詩を紡ぐような気持ちによるものなのかもしれません。
ありがたいと思いました。
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