磐石温泉
(北海道)


磐石温泉 盤石の湯

■施設名   磐石の湯
■値段    寸志
■住所    北海道八雲町
■電話    なし
■時間    
■定休    
■その他   
■訪問日   2017/9/8 

泉質等メモせず

今宵の宿、銀婚湯旅館へ途中、面白そうないかにも北海道的無人温泉浴場に立ちよりました。
その名も磐石の湯。バンジャクと読んでいいのでしょか、その浴場は林道わきの川べり、山際の小平坦地にポツリと建っていました。
かつては温泉宿でもあったのでしょうか?
いまは夏草の生い茂る一画にちいさな湯小屋がけなげに孤塁を守るようです。

内部には簡素な脱衣場と扉一枚隔てて武骨な浴場。
浴場には石を積み上げてコンクリで固めた2名サイズの浴槽がひとつ。
そうしてそこにはとぽとぽと芳醇で良質な適温の湯が注がれ続けています。

ほほう、これはなかなかのものです。
さっそく衣類脱ぎ捨て浴場へと駆け込みます

お湯はほぼ透明、微々ささ濁りと観察。
湯温はまさに適温
湯口付近で43℃ほどでしょうか
肌触りはさらりとしてつるり。
口に含めばだし味と塩味が混じった味がします。

浴槽内には大量の茶色い湯の華が沈殿し、積年の温泉成分のこびりつきは浴槽縁に猿の腰かけ状せり出しとギザギザとげとげをも形成しています。

 

これは素晴らしいです。
温泉マニアが泣いて喜ぶ要素をいくつも兼ね備えた素晴らしい温泉浴場を訪ねることができてひどく満足しました。


※この浴場は函館の篤志家が所有し、一般の訪問者にも開放してくれているのだとか。
感謝して浸かりたいものです。

 

 

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