愛山渓温泉


愛山渓温泉 愛山渓倶楽部   

■施設名   愛山渓倶楽部
■値段    500円
■住所    上川町愛山渓
■電話    01658-2-3887
■時間    1000-2000
■定休    
■その他   
■訪問日   2011/9/7 

泉質等不明

2011年の初秋、北海道旭川空港に降り立ちました。
レンタカーを駆って先ず向かったのは大雪山の小さな温泉宿、愛山渓温泉です。
紀伊半島で猛威を振るった台風12号は北海道の地でも大雨を降らせた直後らしく、アンタロマ川沿いの林道では倒木や出水氾濫した形跡がそこかしこに見られました。
本田フィット号にてぐんぐん高度を上げてたどりついた標高1000米に位置する愛山渓温泉は四囲を赤えぞ松に囲まれた静寂な小平坦地にありました。

まさしく北海道の山中にいるなあと実感できる風と大気が気持ちいいです。
気温10℃。
宿の内部では既に暖炉に灯がともっていました。
しんと静まり返った館内を浴室へと向かうと、おお!、静寂の中の豊饒湯お約束の温泉の流れる音が聞こえてきます。
この瞬間の心踊りを君識るや

 

お湯は若干のささ濁り。43℃のジャスト適温、もちろん豪快にあふれ放題の放流式。
炭酸味の湯は鉄分や土類も多く含むのか浴室は赤茶けて何とも言えずいい雰囲気です。
2011北海道の第一湯は湯よし、雰囲気良し、旅愁よし、でずいぶんと納得満足しました。

 

浴室の窓の向こうは大雪山の大森林。
もうここはリスや鹿や熊の領域なのかも知れません。
浴室からい出てしばし暖炉の火を眺めます。ここでもとゆっくりゴロゴロしていたい気分です。
「いや、まだ旅は始まったばかりだ」
澄んだ大気を深呼吸して、次なる地へと向かうのでした。

 

 

 

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