これもまた恐れ入りました。
しかし所有者を捜しての雨中果て無き彷徨には月ホト疲れ果てました。
二日に渡る追跡取材により、湯温、PH、臭気、味、所有者、利用形態、など全的に捕捉できたのですがあいにく先生にはとうとうお会いすることかなわなかった。
満願ならず、無念のうちにペットボトルに汲んで湯煎して浴びた湯は、まだまだ硫黄臭プンプン。
つるつるする浴感といい源泉温度が適温であることといいまさに名湯。
ああ、こんなお湯に浴槽でどぼんと浸かってみたい。
それが共同浴場スタイル無骨なコンクリート浴槽なら尚可。
ぼんやりとそんなことを考えながら雨中、次の湯へと向かったのでした
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