「あんたお茶飲みなさい」
「はあ…」
「このお漬け物も食べなさい」
「おいしいであります」
「ブドウも食べなさい」
「御意」
お母さんの怒濤の饗応に若干たじたじになりながらも
一大スペクタクルの湯にわたくしたちは大満足したのでした。
私にとってはリベンジでもあったのですが
それにつけても圧巻の湯量と湯質でした
ぬるぬるつるつる美々硫黄臭行水最適
全国を捜してもこれだけの湯はあまりないのではないでしょうか
果たしてこの日私は
最高峰に到達してしまったのでしょうか…
答えは友よ
今日もまた、心の鐘をうちならし、
うちならしつつ憧れて行く、のです、きっと