尻焼温泉 川原の野湯露天浴場
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■施設名
■値段 円
■住所
■電話
■時間
■定休
■その他
■訪問日 2010/7/26
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泉質等不明
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群馬県ディープ北西部、
分け入っても分け入っても青い山、そこに咲く谷間の百合。
それこそが今や多くの人が知っている秘湯界の有名どころ尻焼温泉です。
いまさら説明不要かもしれませんが河原全体、流れ全体が入浴適地、周囲はうっそうと茂る夏木立とマウンテンママ。
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ああ、この地に遊んだ10数年前晩秋の夜も懐かしい。
あの時は小屋掛けの共同湯から河原に降りると寒くて凍えた。
川の流れはお湯と水がうまく混じらなくておよそゆっくりと楽しむことができなかった。
あれから幾星霜。
今回こうして盛夏の平日、川の湯に遊ぶ幸せをなんと表現しましょう。
川の流れに堰が2段。
浴客は中段の湯だまりに遊びます。
この中段の河底にいくつもの源泉湧出口があるのです。
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この日は平日とあって入浴者は我々以外では2人だけ。
川全体の湯コンディションはまさに最適、適温、極楽至極です。
こんな愉しい入浴はあまり無いような気がします。
ともすると川の温泉は流れや滝のすさまじい奔流と音量で阿鼻叫喚の入浴になることがおおいやに感じます。
でもこの日の尻焼きは青い空、青い山、しんと静まり返った山中に我々の嬌声だけが響きます。
う〜ん、楽しくてたまりません。
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ごたぶんにもれずここ尻焼の温泉旅館数軒もあまり活気がないように感ぜられます。
河原のお風呂ももちろん痛快でいいのですが、この地の旅館もまた元気で、我々に一時の慰安を供しつづけていただきたいものです。
尻焼温泉を応援したいと思いました。
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