新白狐温泉


新白狐温泉   

■施設名   温泉旅館新白狐
■値段    800円
■住所    瑞浪市釜戸町657
■電話    0572-63-2171
■時間    11:00-
■定休    
■その他   50分貸切制
■訪問日   2011/5/4 

源 新白狐温泉
放射能泉
緩和性低張冷鉱
25℃
PH7.4
成分総計462.5r/s
「無色透明にして微に硫化水素臭を有し中性反応を呈す」

東濃地方随一の硫黄泉と名高い新白狐温泉にやってきました。
なるほど、玄関にある宿のパンフレットを見ると表紙写真にはマニアが泣いてよだれを垂らしそうなカットが使用せられています。
その写真とはパイプから湯枡に豪快に源泉が放出せられ、あふれ出た湯は惜しげもなく谷間を真っ白に染めて流れて逝く画でした。
うーむ、これは期待しないわけにはいきません。

この日、私は例によって一番乗りフライニングにて宿に入浴を願い出ました。
快活な若女将は
「足下気をつけて下さいね、地形そのままに建ってるから傾いてるんですよ」
「いや、なかなかどうして風雅で佳です」
「内湯は源泉だけですから25℃で冷たいですけど勇気があったらどうぞ」
「おおっ」
「露天は加熱して有りますけどお好みで蛇口をひねって源泉を足して調整して下さいね」

痒いところに手が届くような快活で的確な説明を聞いていざ入浴。
言われたとおり内湯には微白濁の冷たい硫黄臭の湯が張られた居ます。
寒い故をもって先ずは露天風呂で身体を温めました。

露天風呂はまさに川の縁にせり出すように作られており、ちょっと身を乗り出すとそこはまさに川の上。
加熱した湯と硫黄臭プンプンの源泉を贅沢に流しながらドバドバオーバーフローを愉しみました。
なんと贅沢な入浴でしょうか。

そうしてやはり源泉にも入浴しないとねえ。
そおっと25℃の湯に身体を沈めました。
冷たいですがムンムンわき上がる硫黄臭と、つるつるする浴感が気持ちいいです。
「うわあ、寒いなあ冷たいよお」
独り狂喜して源泉に浸かり、我が思いは遙か東濃の空へと昇華したのでした。

 

 

岐阜県の温泉に戻る   太宰楼トップ

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system