荒城温泉


荒城温泉  恵比須之湯

■施設名   恵比須之湯
■値段    550円
■住所    
■電話    
■時間    
■定休    
■その他   
■訪問日   2017/04/16 

3度目の正直での訪問です。
高山と奥飛騨温泉郷をむすぶ幹線道路から北方へと分け入ること数キロ。
路が急峻な坂道へと入るところに恵比須之湯はあります。
この日、荒城温泉駐車場には、わが目を疑う光景がありました。
およそ田舎の公衆浴場の駐車場は大盛況の満車状態。立錐の余地もない、いや、文字通り駐車の余地がありません。
それでも看板横の空いたスペースにどうにか車を止めていざ入浴です。

ここは幾多の温泉ファンが絶賛する濃厚な湯が出色です。
ひなびた浴場の風情も佳品ですがまさかここまでの大人気とは思いませんでした。

狭い脱衣スペースで脱ぎ着するのも至難の中、脱衣かごに衣類脱ぎ捨て浴場に駆け込むと、そこは浴場床面の月面文様はいよいよ深く、浴槽縁の成分堆積はいよいよ厚く、鋭利でなおかつ情念を伴う光景。
うーむ、すごいです

そうしてその湯は鉄さび色に濁って、炭酸成分含有の湯の特色で目に見えない熱波のような感触で我が体へとじんじんじわじわ効いてきます。
塩分んも濃厚ゆえ油断して加熱浴槽に長湯すると後が大変です。
テラス様の板張りスペースに作られた露天風呂スペースに転身し、二つある浴槽のうち非加熱の源泉浴槽はこの季節はなかなか厳しい。
でも頑張って冷たいのを我慢して28度ほどの湯につかれば体はいつしかほんわかとした温かさに包まれてはるか奥飛騨旅情ここにきわまれり。
裏手を流れる渓流の音を聞きながら、茶色い濃厚な湯にしばし遊んで先ずは納得満足でした。

 

 

 

岐阜県の温泉に戻る   太宰楼トップ

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system