奥入瀬温泉


奥入瀬温泉 赤沼荘  

■施設名   赤沼荘
■値段    300円
■住所    十和田市
■電話    
■時間    
■定休    
■その他   
■訪問日   2015/10/2 

源泉名 奥入瀬温泉
ナトリウム-塩化物泉
(低張性アルカリ性高温泉)
45.6℃
PH8.3
成分総計2383mg/kg

この日の十和田市は何でもB級グルメグランプリとかいう催しの今年度の会場になっているとかで、開催前日なるも、街のそこかしこ、いや、三沢周辺から林立する幟やら人々の人心やらがどこか浮き足立って見えました。

逃げるようにそういった喧噪の街中を脱して、田舎風景の里山地帯に来ると、
「奥入瀬温泉というのがこの辺にあるはずなんだけどなあ」
同行の温友がつぶやきました。
「たしか評価は良いような記憶があるのですが…」
せっかくだから街道から田んぼの中の路に分け入って、奥入瀬温泉赤沼荘へと向かいました。

 

到着した赤沼荘は大きな体育館を思わせる建物とならんで建つています。浴場棟は疲弊感顕著なるも、広い駐車場は地元ナンバーの車で大盛況の様子。
軽トラックや軽自動車は駐車スペースの区割りなぞ全的に無視して、適宜好きな場所に車を置くのがここの流儀のようでした。
「うむ、いいんじゃないかな」
何物にも管理されない在野のじょっぱり精神の発露と霊視。
微笑ましく感じつついざ、温泉へ

 

そうして浴場に入るとその大きさと明るさと、天井の高さと、圧倒的湯量に感心しきり。
脱衣場のガラス越にみえる浴場風景にひどく感心し、深く大きな浴槽になみなみと満たされた良質強力の湯に大感心。
湯はほとんど無色透明ながら熱感とつるつるする浴感、じんわりと身体の中央にまで届くような熱波、すべて五つ星、すべてエクセレント。
古い浴場ではあるけれど、じゃっかん管理が追いつかないきらいも散見せられる浴場だったけれど、それでも何より湯の力と美しい浴場風景と、豊穣の湯に感動の涙は雨のごと。
いつまでも残っていてほしい。

 

 

 

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