小松野温泉　　　旬楽　　

■施設名　　 旬楽
■値段　　　　300円
■住所　　　　
■電話　　　　
■時間　　　　
■定休　　　　
■その他 　　
■訪問日　　　2012/10/14　

泉質等不明

岩木山のふもとへと2年ぶりに帰ってきました。
大いなる岩木山、リンゴ畑、見るものすべてが泣けと如くに郷愁を誘います。
旅の感傷は佳境なれど、空腹もまた佳境。
「旬楽という施設が食堂と立ち寄り入浴を併設しているようです」
「ほほう、それは一石二鳥ですね」
「じゃあ、土手煮どんぶりでも頼んでひと風呂入っていきましょう」
「異議なし」
そんな風に衆議一決

訪ねた旬楽は街道から一段下がったリンゴ畑に囲まれた静かな斜面にありました。
あいにく土手煮どんぶりはメニュウにありませんでしたが入浴は可でした。
静かな昼下がり、無人の小さな浴場にはとろとろと灰色微濁の湯が流しっぱなしになっていました。
この近辺に多い炭酸土類の系統の湯と思われます。

この湯はさらさらさっぱり清涼感のある湯と感じます。
きりっとした熱さなれどべとつきまとわりつきが少ない気持ちのいい万人向けの湯といえるのではないでしょうか。
しばし湯に遊び、裏側の窓から外を眺めるとそこは紛れもなく岩木山の大斜面の一画。青い野ずらが目に優しい。

気持ちのいい入浴を終えて食堂に戻ると肉野菜どんぶりとキノコ汁を頂きます。
女将は私たちの姿かたちを見てお肉は少なめに、お野菜は大目にアレンジをしてくださった。
庭先の犬もかわいいし、佳品の浴場と食堂でした。