細野・相沢温泉　　山の湯　　

■施設名　　 山の湯
■値段　　　　300円
■住所　　　　青森市浪岡大字細野字沢井54
■電話　　　　0172-62-0485
■時間　　　　0900-2000
■定休　　　　
■その他 　　
■訪問日　　　2012/10/13　

源　細野・相沢源泉
ナトリウム・塩化物温泉（低張性弱アルカリ性高温泉）
38.5℃
ＰＨ8.1
51リットル/分
成分総計6268�r/�s
「微褐色透明、塩味無臭」

そぼ降る小雨の青森路にやってきました。空港に降り立ち先ずは細野相沢温泉山の湯を訪問。
静かな山の集落の廃校跡は村のコミュニティセンターと、公衆浴場として活用せられています。
「ねえ、どこから来たの？」
小学生くらいでしょうか、地域の子供たちが人懐っこく私に話しかけてきました。
「静岡県というところ」
「ええーっ、すごい」
「わざわざこの温泉に来たの？」
「うむ」

子供たちの奇異の目とフレンドリーさに微笑みながら浴場に入ります。
小さな浴場には浴槽がひとつ。浴場全体をうっすらとアブラ様の臭気が漂うています。
お湯はとろとろと放流せられ、少し緑がかった透明の湯はさらさらと洗い場へと溢れてゆきます。
過不足ない、十分に実力派の温泉だと思います。

同浴したお父さんは気持ちよさそうに洗い場に寝転がってじっと瞑想しています。
私は適温の湯に身を躍らせ、つるつるする湯を堪能。思い立って湯口から湯をぐびぐびと飲んでみるとこれがまた塩味美味。
楽しくてたまりません。
湯から出でると先刻の子供たちがまた話しかけてきました。
「温泉よかったでしょう」
「あはは」
「またお祭りのときに来るといいのに」
2012年秋、青森訪問の１湯目はよい湯と子供たちの笑顔にずいぶんとほんわかとさせられました。やめられないわけです。